少し前まで、「岸田氏に禅譲」というニュースを、よく目にしていました。
でも、禅譲っていう言葉を読んで、ちょっと変な感じがしました。
ひょっとしたら、私が知らない禅譲が、あるのかもしれませんね。
だから、ニュースの記事を否定するつもりは、ないのです。
私が知っている禅譲は、三国志の話の中で、曹丕(曹操の息子)が献帝から禅譲を受けたという話です。
Three Kingdoms
という中華人民共和国のドラマを見た程度の知識しか持っていません。
曹丕は、父の曹操のような絶大な権力、絶大な影響力を得るためには、皇帝になるしかないと考えたのでは、ないでしょうか?
持病があって、長生きできなかったというのも、皇帝になった理由の一つかな?
献帝が曹丕に、皇帝の座を譲るわけですが、曹丕に武力行使される前に、皇帝の座を引き渡さないといけない状況に追い込まれた感じかな?
献帝が、曹操の操り人形になる前、董卓の操り人形になっていました。
もちろん、皇帝や周りの臣下も、曹操や董卓に支配されないよう、色々と手を打ったわけですが、曹操や董卓の方が、ウワテだったのでしょう。
譲られる側が強制して行われていることが多いと書いてありますね。
岸田氏に禅譲しないといけないような雰囲気があったのでしょうか?
私は、新型コロナの状況がなかったとしても、全くなかったと思います。
安倍総理を総理大臣から、引きずり下ろすような影響力を、岸田氏が持っているとも思えず、禅譲っていう言葉は、変だなと思っていました。
単に「引き継ぐ」や「承継」の方が、あっているような気がしました。
私のブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。