OPLLになった田舎者

後縦靭帯骨化症(指定難病)患者が書いているブログ

転倒にご注意

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転倒にご注意
転倒にご注意

私のケースを書きます。

まだ後縦靱帯骨化症になっているとは、知らない間の出来事ですが、家の中を移動している最中に、足に力が入らなくなって、一度、尻もちをついてしまったことがあります。


力を抜いたわけでもなく、フッと力が入らなくなったようで、気がついたら、座りこんでいたのです。

人によっては、転倒される場合もあるかと思います。


今まで、普通に立って歩くのが当たり前でしたから、それ以外の移動手段があるのかどうか、考えようともしませんでした。

私のように、自力で動けなくなった場合、救急車を呼んでいいのかどうかもわからないし、とても不安になりました。

大きな病院で診察を受けて、自分が後縦靱帯骨化症になっていると知らされていれば、救急車を呼べばいいと判断することもできたでしょう。


もちろん、身体に異変を感じたので、病院に行かなければいけないのはわかっていました。

身体が動かないわけですから、どうやって一人で病院に行けばいいのか、悩んでいました。


私は、ずっと健康体だったので、どの病院の何科を受診すればいいのかすら、わかりませんでした。

一人暮らしでなくても、仲の良い家族じゃない場合、家族以外の誰かに相談したいと思うはずです。

保健師はアテにならない

私の場合は、近くに知り合いが一人もいなかったので、市役所の保健師さんに相談しましたが、何も対応してくれませんでした。

退院後、市役所の保健師さんから、「家に様子を見に行くべきだった」とか、「救急車を呼んでもいいって、助言するべきだった」と反省されましたが、後になって言われても遅いのです。


田舎の保健師さんだと、後縦靱帯骨化症の患者さんと出会うことは、ほとんどないから、知識や経験がなく、必要な支援や助言も、わからないのでしょう。

偶然、親切で後縦靱帯骨化症に理解のある職員の人から、直接的でなくても、間接的にでも助けて貰えればいいのですが、現実はそう甘くありません。

転倒しない方法を考えて

足に力が入らない、思うように足が動かない場合、転倒することを避ける方法を一番に考えてほしいと思います。

私は、入院してから車椅子生活を送りました。

一番、手っ取り早いのは、車椅子の無料貸し出しを利用することかな?と思います。

車椅子を利用する場合、後ろから押してくれる人がいるのなら、比較的、楽でいいのです。

自分一人で漕いで移動される場合は、動かし方がわからないと、いきなり外に出かけることは無理です。

道路が舗装されていても、動きにくいので、近ければタクシーの利用も検討していただきたいと思います。

介護タクシーのように、車椅子ごとタクシーに乗る方法もあります。

万が一、転倒された場合は、医師に相談して、早めに手術することも検討された方がいいと思います。

感謝

最後まで、読んでいただきまして、ありがとうございます。